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内容説明
「くじびき」で運命を決めるという大陸最大の宗教「ソルティス教」の見習い修道女メイベルは、実はくじびきが大キライ。それでも好きな研究や魔法の訓練に明け暮れながら、それなりに平和な日常を送っていた。だが、同じ見習い修道女のパセラと買い物に出かけた街中で、くじ運最悪の剣士ナバル、軽薄な近衛隊長クラウとともに、異教徒によるテロ事件に巻き込まれて…。清水文化が贈る近世風ファンタジーシリーズ第1弾。
著者等紹介
清水文化[シミズフミカ]
1997年「気象精霊記 正しい台風の起こし方」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しばたん
1
こらあかーん 典型的なファンタジーの失敗……いや、私のお口に合わない作でございました。こんな完璧すぎる主人公では私には響かないしくじびき教ってなんやねーん!説明も盛りだくさんだしサブキャラたちはいつ生きるのーーー そして額面どおりの朴念勇者とドラゴン退治ってーーーードラクエか~~~い! あと絵がかわいい2011/07/01
だっち
1
さらっとしたメイベルの天才ぶりが小気味よくて好み。産業革命当たりの面白みのある市民生活の上にぶっ飛んだ政治社会と不思議な世界観。ライトなファンタジーかと思いきや、テロだ疫病だで(その他一般市民は)わりとバンバンしんでますね・・・1巻だけだと物語がどこへ向かってるのか想像つかず、ストーリがまるでくじ引きみたい。2010/12/10
Astrolabe
0
☆☆☆2010/10/07
MJS
0
最近続きを買いそろえたので再び一巻から。舞台設定と登場人物紹介という感じで、物語が本格的に動いていくのは次以降。この世界の宗教、ソルティス教の教義として重要な物事はくじびきで決めるんだが、それで幼少時の進路が修道院になったせいで、主人公はくじびきが大嫌い。……尤も、第三者視点で冷静に考えると「万能の天才」たる主人公が十分に才能を開花させるには修道院はまさに最適であったわけだけど。そうした「くじびき」が果たす役割も含め、ラノベではあまり見かけないタイプの宗教観と、産業革命前後の技術力との組み合わせも魅力。2012/10/18
ている
0
正直、女の子主人公ってだけで個人的には評価したい(笑)くじびき世界観での普通に王道な話で、面白かったです。2012/06/14