目次
うしなわれた森と海の力
森と海はエネルギーの源
森がうみだすエネルギー
新しいバイオエネルギー
山と水のエネルギー
地熱と温泉のエネルギー
海からうまれるエネルギー
循環する森と海のエネルギー
人類の未来と再生エネルギー
著者等紹介
木下健[キノシタタケシ]
1949年、東京都生まれ。67年、大阪府立北野高等学校卒業。76年、東京大学工学系研究科船舶工学専攻博士課程修了、工学博士。同年、横浜国立大学工学部造船工学科講師。78年、横浜国立大学工学部造船工学科助教授。同年、東京大学生産技術研究所助教授。83年から1年間、連合王国エジンバラ大学、ブルネル大学客員研究員。96年から東京大学生産技術研究所教授、現在にいたる。海洋エネルギー資源利用推進機構(OEAJ)会長、社団法人日本船舶海洋工学会監事、東京大学漕艇部部長
坂西欣也[サカニシキンヤ]
1960年、福岡県生まれ。85年、九州大学総合理工学研究科分子工学専攻修士課程修了、工学博士。九州大学助手、資源環境技術総合研究所・主任研究官、産業技術総合研究所・エネルギー利用研究部門・主任研究員、循環バイオマスラボ長をへて、現在バイオマス研究センター長。アジアバイオマスエネルギー研究コア代表併任。広島大学客員教授兼務。93年、石油学会奨励賞受賞。98年、日本エネルギー学会進歩賞受賞。2007年エネルギー資源学会論文賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tokkun1002
8
2012年。今こそ考えようエネルギーの危機④。森ってなんだろう。1つには間伐材を燃やす発電。山を守り発電に役立てる取り組みは昔からある。火力発電のバリエーション。農業迄含めるとバイオ燃料。これは庶民のエンゲル係数を上げることになった。海は波、汐。島国日本にはチャンスに感じるが辺野古の様なことがあるし日本人には判断出来ない気がする。2014/02/15
猫月 さや
0
2012年出版。シリーズ4巻。既読本とリンクする内容が多くて、やや復習の気分。海洋深層流と植物プランクトン関連は『こおり』(福音館書店 たくさんのふしぎ傑作集)、炭と林業関連は『竹炭のふしぎな力』(小峰書店)、ダム関連は『見学しよう工事現場』(ほるぷ出版)、生活排水と生物多様性は『タマゾン川』(旬報社)2012/11/07