ぼくとおとうさんのテッド

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  • サイズ B4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 27X27cm
  • 商品コード 9784894235854
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

子どものころの友だち、テッドには、もうずいぶんあっていなかった。だから、ぼくはテッドのことを、ほとんどわすれていたんだ。そんなある朝、目をさますと、体のおおきな、ラズベリー色の、“のっそり”したやつが、キッチンで、ぼくのシリアルをぜんぶたべていた。テッドは、ぼくの絵本『ジミーのムーンパイ・アドベンチャー』をみたといって、自分の本はいつできあがるのか、しりたがった。ジーナ・サザーランド賞受賞作。

著者等紹介

ディテルリッジ,トニー[ディテルリッジ,トニー][DiTerlizzi,Tony]
1969年、カリフォルニア生まれ。RPGカード“Dungeon & Dragons”のキャラクター等いくつかのカードゲームのイラストを描き、人気を集める。その後「スパイダーウィック家の謎」シリーズ(ホリー・ブラック作/文溪堂刊)のイラストで注目を浴び、同作品は全世界公開映画「スパイダーウィックの謎」の原作となった。絵本『スパイダー屋敷の晩餐会』(文溪堂刊)で、2003年、コールデコット賞オナー受賞。『ぼくとおとうさんのテッド』でジーナ・サザーランド賞受賞

安藤哲也[アンドウテツヤ]
1962年、東京・池袋生まれ。1985年、明治大学卒業後、出版社の営業や書店店長、オンライン書店店長などを務め、2006年11月、父親子育て支援・自立支援事業を展開するNPO法人ファザーリング・ジャパンを立ち上げ、代表に選出・就任。2007年11月より、絵本ナビ取締役(非常勤)も務める。パパ’s絵本プロジェクトメンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

10
ラズベリー色の大きな体、ユーモアあふれるセンスの持ち主テッドが家にやってきた!でも大人には見えなくて…。子どもの頃の遊び心を思い出す絵本。 【ジェンダー絵本 おとうさんと遊ぶの、だいすき!】2023/12/07

いろ

10
父の日絵本で3冊借りたうちの1冊。大人になると子供の頃の気持ちをすっかり忘れてしまうのは何故~という思いに駆られるお話。主人公の父親は最後にちゃんと思い出してスゴイなぁ。母(私)は忘れていないつもりでいるけど,読んでいると大人目線で「水浸しはイヤだな~。」とか思っちゃうから,子供の頃の思い出があるだけで,やっぱり子供心を持っているのとは違うんだな^^; 8歳男児は「モノポリー・ツイスター」がすっごく気になって「ぼくもやりたい♪」 父が子供の頃に埋めた「光せんじゅう」がまだビューっと光るのが「スゴイよね☆」2016/07/05

ここ

3
図書館⭐︎6歳11ヶ月。父の日特設コーナーより。自分も昔は子どもだったんだってことは、当たり前なのに忘れちゃってるよなぁ…。もっと娘視点になろうと改めて思いました。2020/07/01

うらパパ

1
子どもの時には見えている。大人になると見えなくなってしまうテッド。僕もきっと何かが見えなくなっているのだろう。読んだ後、長男に「テッドがいたらパパにもおしえてね」と言ったら「うん!そこにいるよ」ってマジですか。2016/04/06

ビシャカナ

0
おっさん顔のデブウサギの怪物のようなテッドは、とうさんの友だちだと言うが、父さんは子供の頃の空想の友だちだと相手にしない。ぼくはテッドと仲良くなり遊んでやらかして、父さんはカンカン。やがてテッドとぼくは家出するが、その先で父さんとテッドの思い出の品を見つけて、父さんはテッドのことを思い出す。誰にでもいた空想の友だちと、遊び心を思い出す物語。2015/09/13

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