双葉文庫
飛燕十手―若さま同心徳川竜之助

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  • サイズ 文庫判/ページ数 274p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575663723
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

江戸の一石橋で雪駄強盗事件が連続しておきた。金品を奪うわけでもなく、辻斬りをするわけでもなく、履き古された雪駄を奪っていくのだ。この奇妙な事件を担当することになった竜之助だが、事件の謎は深まるばかりだった。一方、新当流の遣い手が、葵新陰流に戦いを挑もうとしていた。大好評シリーズ第六弾。

著者等紹介

風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年、福島県生まれ。立教大学法学部卒業。93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タツ フカガワ

42
シリーズ6作目。前作で秘剣“風鳴の剣”を封印した竜之助は、十手を使った秘技“飛燕(つばくろ)十手”を編み出す。文字通りツバメの飛翔にも似た十手の妙技が面白い。一方、竜之助の前に現れたのは新刀流の老剣客、山科卜全。二人の対決が意外や談合で決着することころがいかにも風野さんならでは。4話の連作では「駆けめぐる夜」の結末にほろりとした。2024/11/25

ベルるるる

21
山科卜全のために、「敗北。無念に候」なんて書いてあげる竜之介がいい^^ 4章の娘を探す父親が本当に哀れでかわいそうだった・・・。でも、娘がお寅さんの元に!!お寅さんの家に竜之介が、どんどん子供を連れて行く・・・。どこまで増え続けるか楽しみ~!2016/08/02

ひっと

8
山科卜全との決闘のシーンがよかったなあ。さわやかで後味がさっぱりとしていて。結局金太郎はどうなったのかなあ? 2015/08/16

こおり

7
シリーズ六作目。次の刺客はまた子どもか…と哀しくなったけど、おじいちゃんのようなお父さんが現れて、戦わずにすんで良かった。(ほんとにこれですんだのか?)全九郎を斬ったことは相当辛いことだったんだろう。刀を使わずに十手の技に磨きをかける竜之助。でも、剣を使わずには済まないんだろうな…。つらい若さま。2013/05/03

へたれのけい

6
十手術開眼だ。2019/01/21

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