内容説明
大英博物館で、考古学者キャリコ・フィンチが殺される。彼が探し求めていたものは、女神ディアーナの彫像、そして彼女にささげられた財宝だった。事件解決の協力を依頼されたイレギュラーズは、おおいにはりきるものの、事件には例の黒幕が！さらに、「元」メンバーの登場で、イレギュラーズのきずなに、亀裂が生じ…。たびかさなるピンチを、彼らが乗りこえられる日はやってくるのか？名探偵ホームズが厚い信頼を寄せる少年団、“ベイカーストリート・イレギュラーズ”を主役におくるノンストップの痛快ミステリー・謎が謎をよぶ第三弾。
著者等紹介
金原瑞人［カネハラミズヒト］
１９５４年、岡山市生まれ。法政大学教授。翻訳家。研究分野はエスニック文学。また、ヤングアダルトの分野を中心に精力的な翻訳活動を行っている
相山夏奏［アイヤマカナデ］
神戸女学院大学・大阪女学院大学非常勤講師。字幕翻訳の仕事をへて、文芸翻訳の世界に。現在はＹＡ小説の翻訳をしながら、ＴＩＬＴ（Ｔｒａｎｓｌａｔｉｏｎ Ｉｎ Ｌａｎｇｕａｇｅ Ｔｅａｃｈｉｎｇ）をテーマに研究している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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どら母 学校図書館を考える
11
勤務先の本を読んでいて、次は2巻と思ったら、誰か借りていた。飛ばして3巻を。 良く、ホームズの時代にマッチして、ホームズの回りに違和感なく少年たちを配置できてるなあと感心。2019/01/26
yourin♪
11
I love スカイエマさん♪ こんなにたくさんの挿画が見れて、私にとっては豪華本～♡ 今回はホームズの宿敵モリアーティ教授が登場する。そしてイレギュラーズ内の裏切り・・・。ホームズはオジーとどんな関係があるのか？ これって原作は何巻まであるのかなぁ～？続きが翻訳されるのが楽しみ＾＾2011/12/20
ぽま
2
シリーズ三巻。今回の主軸は暗号もの。モリアーティ教授も少しずつ登場が増え、シリーズはどんどん佳境に向かっていく。ワトスン誘拐のくだりは「おおっ？」と思ったけれど、それがメインだとイレギュラーズの影が薄くなってしまうので、まぁその後の展開は仕方ないのでしょうね。このシリーズでのワトスン先生はけっこう短気なキャラに仕立てあげられているけれど、オジーの治療に専念する時はさすがに良いお医者さんでした。気になる彼の父親の件については、次の最終巻までお預け……。さて、今出ている登場人物の中に、正解はいるのでしょうか？2012/09/12
まるこ
1
一巻二巻ときた三巻。一番面白かった。殺人事件、冒険、と来て暗号か～推理モノの定番を順々にきたね。2013/03/19
kanon
1
ウィギンズは苦労人だなぁと思う一方、それをいろいろと受け止めてしっかり仲間のことを大切に考えてくれるから、かれはイレギュラーズのリーダーなのだなぁと改めて思いました。2012/08/27
