シャーロック・ホームズ＆イレギュラーズ〈２〉冥界からの使者

マック，Ｔ．〈Ｍａｃｋ，Ｔｒａｃｙ〉/シトリン，Ｍ．【著】〈Ｃｉｔｒｉｎ，Ｍｉｃｈａｅｌ〉/金原 瑞人/相山 夏奏【共訳】/スカイ エマ【画】

文渓堂（2011/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 205p／高さ 19cm
• 商品コード 9784894235625
• NDC分類 K933
• Cコード C8097

内容説明

若く美しい女性、エルザ嬢がホームズのもとにあらわれる。彼女の依頼は、「降霊会」でおこった、叔母の謎の死の真相解明だった。もとより不審な点が多いこの案件に興味をいだいたホームズは、事件解決を約束、イレギュラーズに協力を要請する。そして捜査をすすめるうちに、意外な事実も明らかになる！このシリーズだけはホームズもわき役！彼の元で活躍する少年団“ベイカーストリート・イレギュラーズ”を主役におくるノンストップの痛快ミステリー、期待以上の第二弾。

著者等紹介

マック，Ｔ．［マック，Ｔ．］［Ｍａｃｋ，Ｔｒａｃｙ］
ニューヨーク在住。書籍の編集者を務めるかたわら、児童向けの作品を執筆している。デビュー作“Ｄｒａｗｉｎｇ　Ｌｅｓｓｏｎｓ”はすぐれたＹＡ作品としてアメリカ国内で評判となった

シトリン，Ｍ．［シトリン，Ｍ．］［Ｃｉｔｒｉｎ，Ｍｉｃｈａｅｌ］
ニューヨーク在住。書籍の編集者を務めるかたわら、児童向けの作品を執筆している。デビュー作“Ｄｒａｗｉｎｇ　Ｌｅｓｓｏｎｓ”はすぐれたＹＡ作品としてアメリカ国内で評判となった

金原瑞人［カネハラミズヒト］
１９５４年、岡山市生まれ。法政大学教授。翻訳家。研究分野はエスニック文学。また、ヤングアダルトの分野を中心に精力的な翻訳活動を行っている

相山夏奏［アイヤマカナデ］
神戸女学院大学・大阪女学院大学非常勤講師。字幕翻訳の仕事をへて、文芸翻訳の世界に。現在はＹＡ小説の翻訳をしながら、ＴＩＬＴ（Ｔｒａｎｓｌａｔｉｏｎ　Ｉｎ　Ｌａｎｇｕａｇｅ　Ｔｅａｃｈｉｎｇ）をテーマに研究している

スカイエマ［スカイエマ］
東京都に生まれる。児童書・一般書の装画や挿絵や、新聞・雑誌の挿絵など手がける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[yourin♪]

I love スカイエマさん♪　エマさんのイラスト目当てで読み始めたこのシリーズですが、イレギュラーズの冒険は楽しい！　新しい仲間エンリー王（アルフィー可愛いｗ）も加わり、またまた大活躍です。　エマさんのコンスタンティンが素敵過ぎるわ～。どんなに冷酷な悪い奴が出てくるのかと楽しみにしてたんだけど・・・あれ？笑

2011/11/08

[ぽま]

シリーズ二巻目。19世紀末から20世紀にかけて流行ったという、降霊会が今回のテーマ。オジーが段々、ホームズのような推理力を発揮し始めるとともに、大きな決断もすることになる。ホームズがイレギュラーズに対して何度も「危険はおかすな」と忠告するなど、彼自身も一巻よりも丸くなった印象。女性参政権活動に従事する女性が今回の依頼人として登場するが、ジュブナイルであるならばもう少しその辺りの背景を掘り下げてもよかったかも。加えて、女性がズボンを履くということに対する、当時の風潮における異端性、とか。

2012/09/11

[onion]

１巻がなくて２巻を読了。当時のイギリス社会の厳しさや、少年たちの性格が地に足がついた感じで描かれてて、そこはさすが海外の児童文学。イラストもシックでかっこよく、男の子も手にとってくれそう。文章もちゃんとしてる。ミステリーとしては本家ホームズの方がおもしろいかな…少年達の活躍を楽しむ本という感じ。

2012/07/09

[さぼてん]

おーもしろかった！イレギュラーズはいいなあ。彼らなりに頑張ってるところがいい。ホームズもイレギュラーズに助けられてるな 笑 次巻はオズオンリーになるのかなあーたのしみ（＾Ｏ＾）

2011/11/04

[kanon]

オジーが最後にそういう行動に出たら、イレギュラーズの話はどうなるのだ！？と思いつつ、３，４巻と出てるみたいなので待て次回、ですね。確かに推理というよりは、冒険的な話かな。

2012/08/06