ラップランドのサンタクロース図鑑―北欧コルヴァトゥントゥリからのおくりもの

ヴォリ，ペッカ【著・絵】〈Ｖｕｏｒｉ，Ｐｅｋｋａ〉/迫村 裕子【訳】

文渓堂（2004/11発売）

• サイズ A4判／ページ数 84p／高さ 31cm
• 商品コード 9784894234109
• NDC分類 386
• Cコード C0639

内容説明

サンタクロースの国、コルヴァトゥントゥリは、ラップランドの秘密の場所にあります。オーロラの光のなか、トントゥたちは学校に通い、サウナに入り、雪のふきだまりのなかでトナカイのそりを走らせ、そして、世界中からとどく子どもたちからの手紙にこたえます。忙しい毎日は夏でも同じです。コルヴァトゥントゥリでは一年中をとおして、あれこれたくさんの仕事があります。画家、ペッカ・ヴォリは、フィンランド国内だけでなく、海外からも高く評価されています。サンタクロースの国の一年を描いたこのすばらしい作品は、コルヴァトゥントゥリに住んでいるみんなの体験をもとに描かれています。

著者等紹介

ヴォリ，ペッカ［ヴォリ，ペッカ］［Ｖｕｏｒｉ，Ｐｅｋｋａ］
１９３５年フィンランド生まれ。ヘルシンキ美術学校グラフィックデザイン科卒業。フィンランドを代表する絵本作家、イラストレーター、グラフィックデザイナーとして活躍。フィンランド民話を題材として絵本を数多く出版する他、フィンランド郵政省発行のクリスマス記念切手やカレンダーをデザイン。彼のイラストは広くフィンランドの人々に親しまれている。主な受賞にＵＮＥＳＣＯこども絵本賞（東京）、ルドルフ・コイヴ・イラストレーター賞、ＩＢＢＹ名誉賞、フィンランド絵本大賞、２０００年度グラフィックコンペ最優秀賞（金賞）など多数。ＡＩＤＳ救済活動の支援もしている

迫村裕子［サコムラヒロコ］
１９４８年山口県生まれ。国際基督教大学卒、カリフォルニア州立大学サンディエゴ校大学院修士課程修了。プロデューサー、コンサルタントとして文化、教育、コミュニケーションの分野に携わる。イベント、展覧会などの企画プロデュースを通して、日本とフィンランドの文化の交流に尽力している
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[寧々子]

邦題にサンタクロース図鑑とあったので、てっきりサンタクロースの色々なことを教えてもらえるのかと思っていたら、ちょっと違っていました。　サンタクロースとミセス・サンタのことも描いていますが、赤い帽子をかぶったトントゥたちのクリスマスの大仕事が終わったあとの新しい年から、まためぐってくるクリスマスまでの一年を描いた日々の暮らしの中で、表情豊かなトントゥたちが楽しそうにお仕事にいそしむ姿は、ほのぼのしていて微笑ましい♪　サンタクロースとミセス・サンタもいつも笑顔でいいなぁ♪

2017/11/24

[かち]

ここは、コルヴァトゥントゥリ 今度、1500歳になるサンタと 彼を支えるトントゥが暮らす王国です ◆コルヴァトゥントゥリは ラップランドの秘密の場所にあります トントゥの仕事は多岐にわたり 色々な係のトントゥのおかげで 王国の生活が滞り無く進み サンタは子供達にプレゼントを 配る事できるのです…… …… この本は、これらを紹介する為に トントゥ印刷所の協力で発行された絵本です

2019/12/24

[Ｍａｉラピ]

想像力ってすごい。ラップランドでほんとに昔から行われてきた行事のように思えた。サンタってほんとはいるんじゃないのって気になる、楽しい本。

2010/12/15

[さらさら]

子どもが喜びそう。夢みたい。 サンタクロースの誕生日はクリスマスイヴだったのね。サウナにも入るんだ。 それぞれ役割を持ったトントゥたちが頼もしい。

2021/12/25

[yukineko 読書お休み中]

夢があってワクワクしてくる絵本。木で作られた、おもちゃ、家、サンタさんの持ち物にはぬくもりがある気がした。トントゥ達も長いオヒゲがあるけど小さくて働き者で可愛い☆もっと１人１人のトントゥ達の会話や日常の出来事も知りたいなぁ～

2012/02/08