内容説明
三門を統合し、内家門を確立した達人・孫禄堂が生涯をかけて著した近代中国武術界の名著、「拳意述真」。形意拳最後の拳豪・孫禄堂、郭雲深の教えとは何だったのか。埋もれていた究極の極意書が、中国武術研究の草分け・笠尾恭二氏の手によってついに解き明かされる。
目次
1 二つの序文は何を語るのか―序文篇
2 内家拳名人伝―伝記篇(形意拳家小伝;八卦拳家小伝;太極拳家小伝)
3 達人は語る―極意篇(形意拳要訣;八卦掌要訣;太極拳要訣)
4 練拳の真意を求めて―古伝篇(形意拳譜摘要―古伝極意書ノートの真実を探る;わが練拳の経験と三派の精意―孫禄堂の総括)