内容説明
大切な母さんと二人暮らしのティリー。いつも仕事で忙しい母さんとも、クリスマスだけはゆっくり一緒に過ごせます。今年はどんな聖夜をむかえるのでしょうか?屋根裏部屋の窓辺には、静かにまわるガラスの天使たち。鈴の音色とともに、クリスマスの最初の鐘が聞こえてきました。
著者等紹介
ヒル,スーザン[ヒル,スーザン][Hill,Susan]
1942年、英国ヨークシャーのスカーバラに生まれる。ロンドン大学在学中から小説を発表し、1971年、五作目のI’m the King of the Castle(邦題『ぼくはお城の王様だ』)でサマセット・モーム賞受賞。その後も、話題作を生み、数々の賞に輝く。小説のほか、脚本、批評、編集の分野でも広く活躍
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感想・レビュー
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月夜乃 海花
13
戦争が終わったばかりの母と娘のお話。 西洋版モチモチの木のような感覚。どの国でも戦争後は苦しいよなぁ。クリスマスは特別なんだろうな。2019/07/23
星落秋風五丈原
5
『僕はお城の王様だ』みたいなおっそろしい小説を書くかと思えば、この作品や『雪のかなたに』のような素朴な作品を書くスーザン・ヒル 恐るべし!2013/09/25
はな
4
クリスマスが待ち遠しくなりました!2013/08/06
さとっち
3
素敵なクリスマスを迎えることができたティリーで良かった 大人向けの挿絵の少ない絵本のよう2016/04/06