ミステリアス・クリスマス

ミステリアス・クリスマス

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784894192157
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

深い霧におおわれた高速道。家出少年ビリーがヒッチハイクしたそのトラックには、不気味な男が…。ほんの悪ふざけで唱えた魔の呪文。恐ろしい結末が兄弟を待っていた。観るたびに変化しつづける怪しげな絵画や呪われた人形の話など、イギリスの人気作家7人が綴る恐怖と幻想の物語。「クリスマスにゴーストストーリーを」というイギリスの慣習に基づき語られる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆのん

63
『クリスマスにゴーストストーリーを』というイギリスの習慣に基づいたアンソロジー。7話収録されていて、内6話は少しゾクっとするアンハッピーエンドの話。ラストの話はクリスマスの素敵な奇跡という感じの話でほんのり暖かい気持ちになる。2018/12/23

かりさ

42
クリスマスに語られるイギリスの怪奇と幻想の物語7篇を集めたアンソロジー。児童書ながらなかなかのブラックホラーぶりで、想像を遥かに超える結末たちに、気持ちの闇色は色濃く包まれます。クリスマスなのに…それぞれの心の断末魔が消えません。収録作みなその怪奇ぶりに気持ちを捕らわれそれぞれの救いようのない結末が印象的で、気持ちに色濃くいつまでも残ります。児童書ながら、なかなかのダークな彩りに夢中で読みました。収録作7篇のうち唯一光さす話があるのが救いです。2020/12/14

あたびー

28
#日本怪奇幻想読者クラブ YA クリスマスには貴方の家族や隣人に親切に、と言う他にもうひとつの習慣が(ヴィクトリア朝以来ということですが)。クリスマスには怪談を。この本では最後の1編以外すべてのストーリーがバッド・エンドです。(以下各編)2020/11/25

奥山 有為

12
1999年パロル舎から刊行の方。帯に「さあ、サンタクロースが来る前に、とっておきの怖い話をはじめよう。」とあります。子供向け?にしては怖いし深い...家族でわいわい楽しいクリスマスとは対極の悲しい切ない怖い話が多くてなんとも良かった。『切ってやろうか?』がお気に入り。ジョーン・エイキンはこんな話書くんだ〜と。どれも面白い話で大満足です。2017/01/01

timeturner

8
クリスマス向き幽霊話集だと思ったら、クリスマスを題材にした恐怖小説集だった。「読者に恨みでも?」と聞きたくなるほど後味の悪いものもあるけれど、エイキンのさすがの傑作と、心温まる最終話でほっとした。2017/10/30

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