出版社内容情報
今日の生老病死をめぐる状況から、僧侶である現役医師が提言する、亡き人との関係の喪失と再構築。今日の生老病死をめぐる状況から、僧侶である現役医師が提言する、亡き人との関係の喪失と再構築。
佐々木 恵雲[ササキ エウン]
著・文・その他
内容説明
肉親や友人といった親しい人との別れを通して問われる私自身の生き方。死とは単なる客観的な現象ではなく、常に他者との関係にある自らの生き方の問題であることを、医療の現場から明らかにする。
目次
第1章 現代人が見失った死のゆくえ(死が抱える現代の問題;「関係性の死」の多様性)
第2章 いのちの源を訪ねて(プロセスとしての人生;誕生にかけられた願い)
第3章 人間らしく生きる(こころとからだの健康を守る;思い出からグリーフケアへ;癒しから共感へ)
第4章 生老病死の解決(共鳴するいのち;宗教と科学の生命観)
著者等紹介
佐々木恵雲[ササキエウン]
1960年滋賀県に生まれる。大阪医科大学卒業。医学博士。藍野大学短期大学部学長。西本願寺医師の会発起人。前西本願寺あそか診療所所長。総合内科専門医。糖尿病専門医。滋賀県長浜市西照寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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