出版社内容情報
1976年の旧版刊行以後の生物学の新しい流れに対応するよう,また大学・短大で採用の先生方の意見を参考に全面的な改訂をした格調高いテキストである.特に,今回は,図版の充実,新しい知見や概念の導入に力を注いだ.
■目次 細胞と構造と機能/遺伝と発生/反応と統制/個体群と共同体/生命の起源と進化
目次
第1章 細胞の構造と機能(細胞の基本的な構造とそのはたらき;細胞はエネルギーを必要とする;ATPはどのように利用されているか)
第2章 遺伝と発生(遺伝子は実在する;遺伝子とはどんな物質か;遺伝子のはたらき;遺伝子のはたらきと分化;ウイルスとがん遺伝子)
第3章 反応と統制(生きている細胞は膜電位をもっている;植物も興奮し運動する)
第4章 個体群と共同体
第5章 生命の起源と進化(細胞への前段階、コアセルベート;タンパク質は進化する;生物種集団は遺伝子のプールである;遺伝子構成の変動;生物進化の原動力)