著者等紹介
竹中宏［タケナカヒロシ］
昭和１５年９月６日京都市伏見区に生まる。昭和３３年中村草田男の門に入る。もと「万緑」同人、京大俳句会会友。昭和６３年「翔臨」創刊、主宰
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感想・レビュー
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yumiha
14
俳句集。『アナモルフォーズ』だから、少し視点を変えたり補助線を付け加えたりしなければ、なんのこっちゃ？と思ふ難解な句多数。読めない漢字、意味不明な漢字もあって、辞書を傍らに置いて読む。そんな面倒をかけるのに、なんか魅力を感じる不思議な句集。「アフリカからこちらを見る目夏蒲団」は、現代ならイスラムか？「拡声器どろりと笑ひあと灼ける」「斉唱やみ私語のをさなき栗の花」は、日本の姿か？「いなびかり母おどけ出るスクリーン」は、楽しいっす。2015/02/27
Cell 44
1
「わらうて呑みこむ山盛り飯か夜櫻は」から「色と光のあはひ微かに入る陽炎」まで。2015/05/23
