片言自在―俳句この頃

片言自在―俳句この頃

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784894024557
  • NDC分類 911.304
  • Cコード C0095

目次

1 西東三鬼(高野素十の俳句;悼・山本健吉氏;芭蕉の花の句 ほか)
2 私の新人時代(詩名「門」について;私に執する文学;俳句・べからず集 ほか)
3 梅干とお茶とお香(昭和は終りぬ;「風騒の人」について;波郷先生と煙草代 ほか)

著者等紹介

鈴木鷹夫[スズキタカオ]
昭和3年東京浅草生れ、小学校一年より日本橋浜町に住む。昭和29年五年間の習作時代の後「鶴」に入会、石田波郷門となる。昭和37年「鶴」同人。昭和46年石田波郷歿後「沖」能村登四郎門となり、翌年同人。昭和54年第一句集『渚通り』上梓。これにより第八回沖賞受賞。昭和62年1月「門」を創刊主宰。現在「門」主宰「沖」同人。日本ペンクラブ・日本文芸家協会各会員。俳人協会評議員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

santana01

0
先月亡くなられた鈴木鷹夫「門」主宰の門十五周年を記念して上梓された散文集。門誌に連載された「片言自在録」の抜粋に一部商業誌等に発表された雑文をまとめたもの。三鬼、素十などの作家論や作品鑑賞などは実作者の視点で過不足なく的確。また会員向けに書かれた俳句・べからず集や句会についての考え方などは実作の上での参考にもなる。波郷・登四郎両師との思い出など俳句同様その洒脱で軽妙な語り口は興趣が尽きない。最後の一文が「能村先生逝く」で終わっているのも感慨深いものがある。「死下手を晒して啜る冬の柿 鷹夫」2013/05/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2411508
  • ご注意事項

最近チェックした商品