ちくま文庫<br> 自分の時間へ

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ちくま文庫
自分の時間へ

  • 長田 弘【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 筑摩書房(2024/09発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480439765
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「自分の時間は、ほんとうは、他の人びとによってつくられているのだと思う」

「後になっておおきな意味をもつことになることのおおくは、しばしば始めは、何でもない些細なことにすぎない」

「得たものはつねに、失ったものに比例している」──。

言葉と共に暮らし続けた詩人の記憶から静かに届けられる、自らの人生を生きていくための小さなヒントたち。傑作エッセイ集。

解説 辻山良雄

内容説明

「自分の時間は、ほんとうは、他の人びとによってつくられているのだと思う」「後になっておおきな意味をもつことになることのおおくは、しばしば始めは、何でもない些細なことにすぎない」「得たものはつねに、失ったものに比例している」―。言葉と共に暮らし続けた詩人の記憶から静かに届けられる、自らの人生を生きていくための小さなヒントたち。傑作エッセイ集。

目次

1(敬三君のこと;立子山のこと;早稲田独文のこと;ゴーゴリの伝記のこと;早稲田通りのこと ほか)
2(無音の音楽、見えない舞台;露伴のルビのこと;三冊の聖書のこと;戯れの二篇の詩のこと;岩波文庫のこと ほか)

著者等紹介

長田弘[オサダヒロシ]
1939年、福島県福島市生まれ。早稲田大学第一文学部独文専修卒業。詩人。65年、詩集『われら新鮮な旅人』でデビュー。98年『記憶のつくり方』で桑原武夫学芸賞、2009年『幸いなるかな本を読む人』で詩歌文学館賞、10年『世界はうつくしいと』で三好達治賞、14年『奇跡―ミラクル―』で毎日芸術賞をそれぞれ受賞。また、詩のみならずエッセイ、評論、翻訳、児童文学等の分野においても幅広く活躍し、1982年、エッセイ集『私の二十世紀書店』で毎日出版文化賞、2000年『森の絵本』で講談社出版文化賞を受賞。15年5月3日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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阿部義彦

16
大好きなちくま文庫、今月出たばかりの新刊。今回ちくま文庫の新刊は一気に6冊だったのですが、自分の好みなのが多く発売日に4冊鷲掴みでレジに向かいました。その内の1冊目を読了。詩人である長田弘さんの主に本に関するエッセイです。解説が書店「Title」の店主辻山良雄さんなのも大きいです。『本というのはあきらめない人のつくってきた、あきらめない文化だということ。』『人が服を着るように、こころも服を着る。本はこころが着る服だ』など本にまつわる素敵な言葉の数々。2024/09/17

ぷら

8
『読書からはじまる』以来2冊目となる長田さんのエッセイ。好みなのは『読書から〜』の方かな。 選びながら紡がれたのだなと伝わる、長田さんの丁寧な文章が大好き。濁りが消えて清浄な気持ちになる。 私は自分ひとりの時間が大好きだけれど…それはひとりで得られた時間ではないんだと、はっとした。私がひとりきりで私の時間を過ごす行為には、実は多くの物事や人々との関わりが潜んでいた。その事を実感した時に込み上げたこの感情を、きっと感謝と呼ぶんだろうなぁ。2025/06/28

tharaud

7
長田弘のエッセイはどれも素晴らしいが、古い本について書かれたものはとくによい。この本にも、今は絶版になったたくさんの本が紹介されていて、流行り廃りとは無関係に、時代を超えて人の心に残る言葉に出会うことができる。人間と、人間が紡いできた言葉への信頼を思い出させてくれる一冊。2025/07/06

ebi kan

2
人は言葉と共に生きている。その言葉たちと深く関わることで人生をもっと豊かなものに出来るかもしれない。そして、言葉を通して多くの人と関わることが明るい未来へと続く道に繋がっていく可能性を秘めている。読書はそんな言葉と人との繋がりを身近に感じられる習慣だと気づかせてくれる一冊。2025/04/21

うさえ

2
長田弘のエッセーである。しょっぱなから、人前で読むのはまずいとすぐにわかる。何しろ、泣きそうにならない章がない。著者が、影響を受けた人物や本について、過去を振り返って思い出を綴っていくのだが、そこで語られている人物全員と本のほとんどを、私自身は直接に知らない。なのになぜ、こんなに切なくなるのか不思議だが、なってしまうので仕方がない。詩人はすごいなあ。何度でも読み返そう。言葉に絶望するのはまだ早い。2024/11/09

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