内容説明
大がかりな迂回路をとおり抜けて、ここにたどりついた。まえにひとつ、空いている椅子がある。こどものころからずっと、すわってはいけないものとおもいこんでまわりをぐるぐるまわっていた…あの椅子だ。もどってきたのだ。おそるおそる、坐ってみる。お咎めがあるか、それはこれからのこと。第一詩集。
目次
起爆装置
厨房―リヨン
Teenage
四歳の記憶
満潮
ある連環
遺伝
高台の家
夜の戯画
冬便り〔ほか〕
大がかりな迂回路をとおり抜けて、ここにたどりついた。まえにひとつ、空いている椅子がある。こどものころからずっと、すわってはいけないものとおもいこんでまわりをぐるぐるまわっていた…あの椅子だ。もどってきたのだ。おそるおそる、坐ってみる。お咎めがあるか、それはこれからのこと。第一詩集。
起爆装置
厨房―リヨン
Teenage
四歳の記憶
満潮
ある連環
遺伝
高台の家
夜の戯画
冬便り〔ほか〕