内容説明
富士銀行の不正融資事件を、独自の取材ネットと内部告発をもとに徹底的に暴き出した、平成4年の日本金融界を大震撼させる恐るべき一書。
目次
序章 かぎりなく続く不正融資の背景
第1章 なぜ富士は、大阪府民信組へ協力預金を行ったのか?
第2章 414億円が消えた「地上げ賃金」の怪
第3章 闇金融ブローカーと「福助株40万株」紛失事件
第4章 「7000億円不正融資」の経緯とからくり
第5章 「不正融資」がつくり上げたバブルの構造
第6章 「浦臼リゾート開発」の黒い茶番劇
第7章 「橋本蔵相の辞任」とバブルの重いツケ
第8章 北朝鮮系債権回収屋と富士の「腐れ縁」
終章 岐路に立つ富士銀行