内容説明
本書は、最新の研究動向をふまえながら、それらの基本的な視角や方法を解説し、また、さまざまなテーマやトピックについて代表的なフィールド研究や執筆者自身の具体的研究の成果を紹介する。
目次
序章 相互行為論の視角
第1章 意味を生き相互行為する人びとの探究―シンボリック相互作用論の視角と方法
第2章 相互行為論の端緒―ミードの社会観
第3章 相互行為と合意
第4章 相互行為とイデオロギー―シンボリック相互作用論からレトリカル・アプローチへ
第5章 相互行為における秩序と身体―ゴフマン相互行為論のまなざし
第6章 相互行為と権力作用―批判的エスノメソドロジーの実践
第7章 相互行為と性現象―エスノメソドロジーからのアプローチ
第8章 相互行為における家族―グブリアムとホルスタインの構築主義的アプローチ
第9章 相互行為とメディア―チャットという「会話」はどのような時空間構造を持つか
著者等紹介
伊藤勇[イトウイサム]
福井大学教育地域科学部教授
徳川直人[トクガワナオヒト]
東北大学大学院情報科学研究科助教授
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