内容説明
本書では人類教育に直接関わり、歴史的には一貫性をもった三大宗教思想が、中東・北アフリカ諸国では特にどのような意味をもっているのか、更に、特にイスラム教徒、キリスト教徒間の対話について言及する。また、これら啓典の民の「神」中心の文化と日本人の「和」中心の文化を比較し、「和」の文化の方から貢献出来る宗教的価値とはいかなるものであるか、逆に、一般に日本人は啓典の民から特にいかなる宗教的価値を学び、また理解していかなければならないか、率直に論じる。
目次
1 契約の宗教としてのユダヤ教・キリスト教・イスラム教
2 求心力・遠心力として働くユダヤ教・キリスト教・イスラム教
3 暮しのなかのユダヤ教・キリスト教・イスラム教
4 持て成しの聖者、ロト―対話の模範
5 イスラム教徒とキリスト教徒の対話
6 中東・北アフリカ地域の人たちとの対話
著者等紹介
久山宗彦[クヤマムネヒコ]
1939年京都府生まれ。東北大学大学院修了。ハワイ・イオンド大学名誉博士。1976~78年カイロ大学文学部日本学科客員教授。法政大学教授を経て、現在、星美学園短期大学学長、法政大学講師。元「イラクの子どもたちを救う会」代表。著書に『宗教と文化』(東洋出版社)、『イスラム世界とコプト文化』(コルベ出版社)、『神の文化と和の文化』(北樹出版)、『イスラム世界の日常論理』『ナイル河畔の聖家族』(いずれもフットワーク出版)、『コーランと聖書の対話』(講談社現代新書)、他にアレクサンドリアのクレメンス等に関する論文多数
ムスタファ,ムハンマド・エッザト・A.[Mostafa,Mohamed Ezzat A.]
1958年エジプト・カイロ市生まれ。カイロ大学文学部日本学科卒業。1986年より3年間、九州大学大学院(言語学専攻)に学ぶ。アラブ連盟東京事務所、エリコ通信社(東京)を経て、1996年より4年間、エジプト・アレクサンドリア大学文学部講師。他にアラブ音楽バンド「エルオンス」(親交)のリーダーとしても活躍。近々『日本語・アラビア語エジプト方言小辞典』(ムハンマド・エッザト、久山宗彦共著 豊文社)を出版する予定
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