内容説明
「福祉文化」は、「福祉の根づいた生活様式」を指し、国家的外形よりも個々の生活内容を大切にする。本書は、その概念や基礎になる考えを社会福祉の原論的に述べて、その『概論』にも、『研究の方法』にも使える教科書とした。
目次
第1部 福祉と文化の基礎理論―福祉文化を理解する(福祉文化とは?;「生活の質」の思想;地域生活とノーマライゼーションの運動)
第2部 福祉文化の領域論―福祉文化に触れてみる(生活と住文化;健康と食文化;自由時間と福祉文化の創造;移動と旅行)
第3部 福祉文化の実践―専門家としての覚悟(「子どもが生き生きと育つ文化」を目指そう!;インディペンデントライフの文化;高齢者の新しいライフスタイル;少子高齢社会における福祉文化)