常識を疑ってみる心理学―モノの見方のパラダイム変革

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  • サイズ A5判/ページ数 195p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784893847799
  • NDC分類 140
  • Cコード C3011

内容説明

こういうものだと思い込んで疑いもしないでいる事柄、それを私たちは常識と呼んでいますが、常識にばかり従っていると、モノの見方が硬直し、多面的な見方ができなくなっていきます。その結果、他の人を偏見の目で見たりすることにすらなってしまうかもしれません。この本では、常識を疑ってみる試みをしています。そのうえで心理学の知識も活かしながら、私たちが当然と思い込んでいる見方にも、別の見方があることを考えました。

目次

1 情報の常識(「ためしてガッテン」して大丈夫?―わかるということ、納得するということ;私は自分で判断している?―マスコミが作り出す社会的現実 ほか)
2 国際化の常識(英語は国際語?―世界の人々と何語で話すか;アメリカ人はかっこいい?―誰にとっても無縁ではない偏見・差別 ほか)
3 科学の常識(超能力なんてない?―科学者たちが描ききれない世界;占いはあてにならない?―思いがけない占いの効用 ほか)
4 心理学の常識(血液型によって性格は違う?―性格とはいったい何だろう;IQ190は頭がいい?―数字の一人歩きは許さない ほか)

著者等紹介

伊藤哲司[イトウテツジ]
1964年名古屋に生まれる。’87年名古屋大学文学部哲学科(心理学専攻)卒業。’93年名古屋大学大学院文学研究科(心理学専攻)満期退学。同年茨城大学人文学部講師。’96年助教授、現在に至る。’98年5月~’99年2月文部省在外研究員としてベトナム(ハノイ)滞在。専攻は社会心理学。’95年名古屋大学にて博士(心理学)取得。共著に「現場心理学の発想」「シュミレーション世界の社会心理学」「性格研究の技法」「パッケージ性格の心理」
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