内容説明
生涯スポーツの中心を担う地域スポーツの抱える問題・課題に対して、スポーツについての考え方や指導の方法・その役割を、スポーツ教育学的な視点から捉え直す。自立したスポーツ活動とスポーツ人を育む文化としてのスポーツの重要性・独立性・独自性を提示する。
目次
第1部 地域に生かすスポーツ指導のあり方(スポーツ指導の基礎;スポーツと学習;スポーツ指導の原則;スポーツの現実とスポーツ指導)
第2部 これからのスポーツとスポーツ指導―対談および座談会から(少年スポーツのあり方を問う:ドイツの子どもとスポーツクラブ―レギナ・ヒュプナーさんに聞く;文化としてのスポーツ―三ツ谷洋子・佐伯年詩雄・松平康隆の各氏に聞く;これからのスポーツとスポーツ指導―岡野俊一郎さんに聞く)
著者等紹介
永島惇正[ナガシマアツマサ]
1940年東京に生まれる。東京学芸大学教授(スポーツ教育学専攻)。主要訳書に『生涯学習社会のスポーツ指導』第1巻『スポーツ指導の基礎─諸スポーツ科学からの発信─』(編著)北樹出版(2000)。第2巻『生涯学習生活とスポーツ指導』(編著)北樹出版(2000)。O.グルーペ『文化としてのスポーツ』(共訳)ベースボール・マガジン社(1997)。O.グルーペ/M.クリューガー『スポーツと教育─ドイツ・スポーツ教育学への誘い─』(共訳)ベースボール・マガジン社(2000)他
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