内容説明
知的刺激と励ましの“お与え”があった書物や人物との出あいは、生きる歓びを感じさせる人生の一コマである。それは思想を築き、固め、保つためのエネルギー源だった。読書と人間の絆が内部世界に生命を吹き込み、夢をもふくんだ私の見る精神的風景を多様に彩どってくれている。
目次
日本の市民派にとってグラムシは
『思想の科学』との縁
輝き増す自然回帰の思想
中江兆民で現代をよむ
昌益研究・日中の交錯
田中浩著『近代日本と自由主義』評
荻野富士夫著『初期社会主義思想論』評
松本健一著『近代アジア精神史の試み』評
桜井哲夫著『可能性としての「戦後」』評
本田逸夫著『国民・自由・憲政』評〔ほか〕
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