感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みつ
16
このシリーズは数冊読んでいる。2016年3月に発行された本書では、前年が戦後70年という時期の反映か沖縄戦を題材に取り入れたものもある。凝った設定では喜怒哀楽他の感情が各登場人物になる作、星々と登場人物が重なり合う作もあるが、それらも含め中学生の群像劇が基本。文化系のサークルが片隅に追いやられ「文化部」として一緒くたにされる中、各部が反目を繰り返しながら文化祭で共通の演し物を創る『花咲く庭で』が印象的。『たばこ屋ラプソディー』は、喫煙の疑いをかけられた少女と親、祖母、友人、教師の賑々しくも暖かいコメディ。2025/09/09
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