出版社内容情報
ソ連崩壊から20年。国家はいかにして崩れるのか、問い直す!
1991年12月26日、ソ連崩壊。国は壊れる時、どんな音がするのだろう? 人はどのような姿をさらけだすのだろう? 日本はソ連の道を辿ることはないのか? 外交官として渦中にいた佐藤優に宮崎学が切り込む。
内容説明
国は壊れる時、どんな音がするのだろうか?人はどのような姿をさらけだすのだろうか?1991年12月26日、ソ連崩壊。不動だったはずの超大国は呆気なく自壊した。有能な官僚たちも、巨大な軍隊も、秘密警察もイデオロギー教育も、崩壊を防ぐことはできなかった。弱くなった日本はソ連の道を辿ることはないのか?外交官として渦中におり、「国家は悪ではあるが必要だ」と確信した佐藤優に宮崎学が斬り込む。
目次
1 ブレジネフ体制末期からゴルバチョフ登場まで
2 ペレストロイカが打ち出されるまで
3 ペレストロイカの本格的展開
4 諸民族のパンドラの箱
5 迷走するペレストロイカ
6 八月クーデターとソ連邦崩壊
7 社会主義の死亡宣告
8 昨日のソ連と今日のロシア
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
1960年東京都生まれ。作家・元外務省主任分析官。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。外務省きっての情報分析官といわれる。2002年、背任と偽計業務妨害罪容疑で逮捕、起訴。09年最高裁で有罪が確定し、外務省の職を失う。05年に発表した『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』で毎日出版文化賞特別賞、06年には『自壊する帝国』で新潮ドキュメント賞、07年大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。著書多数
宮崎学[ミヤザキマナブ]
1945年、ヤクザの組長の息子として京都で生まれる。早大法学部時代にはゲバルト隊長として数々の戦闘に。中退後は「週刊現代」記者を経て家業の解体業を継ぐ。奮闘及ばず30億円の借金を抱えて倒産。その後作家活動へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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