内容説明
現代人は運動不足や慢性的な凝りで体が固まっている。体の不調は心の不調の原因。本書では、子どもも大人も、現代人がいかにして自由な体を失い、心までも硬縮させていったのかを検証し、また体を通して「心の問題」を解決する手立てとしての「ゆる体操」の有効性を述べている。
目次
1 体が心を支えている
2 日本人の身体性を失わせたもの
3 心を置き忘れた“ビニル人間”の出現
4 いじめの原因は固まった身体にある
5 「ゆる体操」で心の凝りがとれた!
6 心が軽くなる「ゆる体操」実践のすすめ
Epilogue 体には無限の可能性がある
著者等紹介
高岡英夫[タカオカヒデオ]
運動科学者。「ゆる」開発者。東京大学を卒業後、同大学院教育学研究科修了。東京外国語大学講師、運動科学研究所所長を経て、運動科学総合研究所所長。東京大学大学院で「身体意識」を研究し、オリンピック選手などを指導しながら、年齢・性別を問わずに幅広い人々の身体機能、脳機能を高める「ゆる体操」「ゆる呼吸」「ゆるウォーク」を開発。一流スポーツ選手から高齢者に至るまで、広く支持されている。大学・病院・企業等の研究機関と共同研究を進める一方、地方公共団体の健康増進計画の運動療法責任者も務めている。ビデオ、DVDをはじめ、著書は70冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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