内容説明
女のもつ神秘性は輝きを失った。灼熱の恋も純粋な愛も神話になった。「男らしさ」「女らしさ」から解放されたあとの男と女の愛の形を探る。
目次
1章 どうしたの?男たち―「女のコにハントされる」のを待つ男のコの心理
2章 「女離れ」を始めた女たち―仕事・男・子ども…みんな手に入れたけど
3章 ボクが出産したい!―性差の最後のトリデ「男の出産」を求める男たち
4章 なぜ男は「出産」にこだわったのか―「アダムの腹から生まれたイブ」の聖画がもつ意味
5章 アンドロジナス時代の始まり―性差のなくなった男と女の戸惑い
6章 「産む権利」を握った女たち―男の文明に止どめの一撃となったピル
7章 「男=女」時代の「愛の形」とは―ロミオとジュリエットの恋はもう生まれない!
8章 エロスは本当に疲れ果てたのか―カフェテラス型セックス時代の始まり
感想・レビュー
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- 和書
- 愛と笑いの夜 角川文庫