目次
新年・春(隈取のこころ;初春をうたう芝居;獅子の舞う;厄払い;お稲荷さんと天神さま;義士祭の周辺;梅の語らい;雛のある情景;宿下りと〈お家騒動〉;春の花道;花の精;花の雨)
夏(皐月に曽我を祀る;傘づくし;祭囃子の聞える;ゆかた;蚊帳と世話狂言;黙阿弥の“夕立”;けれん演出・夏;涼み芝居;水の表現)
秋(秋の月;関取と秋芝居;尾花と月と;柿の色;菊づくし;馬肥ゆる;虫の声;化性の芝居)
冬(顔見世の周辺;“近松忌”のころ;近松の“心中もの”;紙衣姿;炬燵のある情景;雪の風情;冬の道行;結び=“季”へのこだわり)
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- 和書
- 闇に香る嘘