内容説明
懐かしの高市に響いた大道芸口上のかずかず。真打ち・大締師の口上をはじめ、バサ打ち、ガセ商法、見世物・聴きものなど、千数百年語り継がれてきた啖呵がいま甦る。
目次
懐かしの高市・花咲く啖呵売
真打ち登場・極付大道芸
結構毛だらけ・バサ打ち大道芸
見世物・聴きもの・愛嬌芸
百鬼夜行・ガセ商法
番外篇
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワタナベ読書愛
0
1994年刊行。昔の縁日(高市)を賑わした大道芸人、香具師、見世物小屋、怪しい商売をしている人などの口上を集めた本。当時の様子をリアルに再現できるよう、案内人のおっちゃんと、大道芸にはまった男が時空を越えて現地を除いてくる体で各種の啖呵を楽しむ。男はつらいよの寅さんがよく言っていた台詞もあり、外郎売など伝統的な芸能もあり、殆ど創作ではなかろうかという怪しい文言もあり。明治大正昭和の庶民の娯楽を堪能できる楽しい一冊。音読すれば、国語力が上がり、話術も巧みになり、商売繁盛間違いなし!と錯覚できる名著でアルよ。2025/04/10
-
- 電子書籍
- 真ハイスクールD×D1 新学期のウェル…