感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kazuo Ebihara
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今の祭りでは見られなくなった ガマの油売りやバナナの叩き売りから、 見たことのない万年筆売りや百貨売り、護身術、大道易者などの口上を紹介。 その巧みな話術と、客の心理を読み財布を開かせる技術に驚かされます。 そういえば、以前、秋葉原デパート前にいた各種商品の実演販売、面白かったなぁ。 復活しないかなあ。 2023/03/01
三丁目の書生
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著者が案内役となって読者を秘密の縁日に連れて行き、口上を聞かされるという趣向。 口上の骨格は伝統に則ったものですが、細かな文言は現代風に改められています。いわば口上のリメイクというところでしょうか。 伝統の口上を現代に蘇らせ継承していくためには現代風に変えるところは変えていくという狙いかと思います。 とはいえ本書の発行は1986年だから、もう30年以上たっているのですね。 http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180218/p12018/02/19