内容説明
耽美小説・ゲイ文学を300点選出、完全解説した本邦初のブックガイド。
目次
序文 セクシャリティの新しい見取り図を作るために
第1章 海外のゲイ文学
第2章 日本のゲイ文学(江戸時代以前の男色文学史;明治から現代まで;私流ゲイ小説の読み方)
第3章 レズビアン文学
第4章 耽美小説
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
晴久
5
再読。実は引っ越しのどさくさに紛れて紛失してしまっていたらしく、再度入手しました。正直なところ、1993年発行なので古臭い部分もあるのですが、いまだにブックガイドとしては良いと思うのです。ちゃんと孤島の鬼とかも載っているし。海外小説も多数紹介されています。2019/07/16
紫陽花
4
気になるところだけ部分読み。まだBLという言葉が使われる前に書かれたようで時代を感じる。「魚たちの離宮」「きらきらひかる」なんかも載ってた。谷崎潤一郎、川端康成、森茉莉、稲垣足穂は今度手を出してみたい。2014/12/27
ybhkr
2
これ、昔読んだことがあるかも。けっこう読んだことがある作品が載っていて、オールドヤオイガールとしては懐かしい。この頃のヤオイやらゲイは今のBLとは全く別物。苦悩八割くらいの作品が多いので、軽率なエロやホモに優しい世界に慣れた今のわたしが読むにはちょっと辛いかも。以前書いた精液コレクターが出てくる小説、タイトルとかすっかり忘れていたけど、この本に掲載されていた。薔薇の館ー美少年連続殺人事件。タイトルからしてアレだなあ。無伴奏は映画で見て衝撃だった。小説は借りたけど読まないまま返してしまったけども。2017/02/20
angelooo7
1
腐女子の先駆けたちと純粋な文学的水先案内。2014/12/01
Norihiko Shr
0
http://ameblo.jp/puzz-l-riddle/entry-12217158597.html2016/11/07