内容説明
ロックンロールはこれまでずっと、セックスとドラッグと楽しくやろうぜ！と歌ってきた。そこには、体制に対する反抗、権威の横っ面を張り倒す若さ、性的自由の表現、王立美術院からの束縛のないアート・フォームがあった。５０年代をのぞけば、音楽業界はそれを百も承知の上で、商品を売るのにセックスを平気で利用してきた。ミュージシャンやスターたちはいつもそうやってきた。本書は、巨大ビジネスがアナーキーと向かい合った結果のバカ騒ぎを紹介している。
目次
光り輝く拷問部屋から
楽しく飲ろうぜ
芸術という名のもとに行なわれる奇妙な行為
ピチピチ・パンツ・シンドローム
すべて見せます
手巻きで１本
我等が時代の大規模な麻薬逮捕劇
ナイトクラビング
ミュージック・ビジネスで成功する方法
セックスで売るレコード
恍惚の境地
フリー・フェスティヴァルの思い出
サイケデリア
たまには手に負えなくなることもあるさ
プールでごきげん
パンク・ロックの原点への帰還
捕われの身
ロックンロールとは裸の女と写真に写ることなり
一方ホテルでは
陶酔の極地
バックステージをのぞけば
お尻見せます
刺激っていうのは生きる活力なんだ
