内容説明
小児糖尿病の子どもお母さんのために。
目次
未熟児
発病の時
大学病院
入院
病室
お姉さんの死
葛藤
最高のアイス
臨床講義(ポリクリ)
医学部の学生〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もくもく
3
糖尿病医療の変化(進歩?)に思いを馳せながら、愛美さんの半生の物語を読了させていただきました。この50年で、インスリンも医療機器も、そして医学・医療も、長足の進歩を遂げているのですけれど、時代がどんなに変わっても、この慢性疾患と共に生きて行く人にとっては、身近な理解者の存在がとっても大きいことを改めて感じました。それにしても、愛美さんのこの半世記に、同じ1型DMを持った友人が登場していないこと…患者会やサマーキャンプが無かった(特に地方では情報に手がなかなか届かなかった)時代なのだと改めて驚いたのです。2017/06/30