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内容説明
人は俺をソードと呼ぶ。本名は捨てた。相棒テティスとの気ままな賞金稼ぎの日々に突如出現したかつての仲間。俺の運命を狂わせた十年前の事件にまつわる不穏な動き。そして、少女―フュリスとの出会いは古傷を呼び起こし、俺の心を混乱させた。動き始めた運命の歯車に従い、俺は再び戦場へ向かう。守るべきもののため…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
袖口
0
ゲームのノベライズということでそれほど期待していなかったが、予想外に読みやすかった。バウンティソードのキャラクター達の個性が本編よりさらに盛り立てられていて、特にツキカゲがコミカルなキャラクターとしてソード達と絡んでいるのが面白い。ソードとフュリスの関係や彼らの物語を短くとも綺麗に纏められていて、既プレイならば読んでみて損はないと思う。2012/12/22
イチコ
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作家繋がりで手に取った作品。 同名ゲームのノベライズとは後から知りました。 基本的に主人公が過去とどう向き合うかが主軸なためか、宗教やファンタジー世界といった魅力的になりそうな要素がありながらそれらの説明がほとんどなくとにかくありますよーとだけなのがなんか惜しい。 ただそのぶん尺が割かれているだけあって、どのキャラクターも魅力的に描かれている。個人的にはうるさい皮肉屋なツキカゲと苦労人ロジャーが好き。 この人の文章や話の作りがすんごい好きなのだけど、これ以降の活動が見当たらず。うーむ、悲しい……2023/08/27