函館港長に何があったか―お雇い英国人の悲運

函館港長に何があったか―お雇い英国人の悲運

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  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784893636614
  • NDC分類 289
  • Cコード C0023

内容説明

日本近代の夜明けに生きた英人ポーター船長。若き日の新島襄、鳥類研究家ブラキストンとの交友や、異境の地での数奇な半生をミステリスに描く。「アッツ島玉砕」の著者の力作。

目次

1章 私の祖母を知らないか
2章 函館の女性とミルン
3章 キャプテン・ブラキストン
4章 函館の貿易と密輸
5章 鳥とイギリス人
6章 おあさとポーター
7章 ポーターと新島
8章 台湾の墓
9章 ポーターと黒田
10章 人間ポーター
11章 港長ポーター
12章 苦難のポーター
13章 ポーター没年の疑問
14章 結末

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

やぎたに

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1859~1891年頃まで函館にいた英国人商人で、函館港長を務めたポーター船長ことAlexander Pope Porter(1823-1893)の半生を扱った本。著者は北海道在住のジャーナリストで、学者系の緻密な研究書とは違うが、貴重なのは昭和3年の『函館評論』記事及び青山霊園の埋葬記録がそのまま掲載され、北大に現存するポーター書簡の邦訳が載っていること。 本書と同年に発表された千代肇の論文「ポーター商会の盛衰と函館商業経済 A・P・ポーターと子供達を追って」『同志社談叢』第12号と合わせて読みたい。 2016/02/09

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