目次
第1部 多言語化する日本の学校(移民との共存のための複言語教育;日本における外国人児童生徒等への教育と支援―日本語指導担当教員の方略に焦点を当てて;日本の公立中学校における母語を活用した学習支援;視覚的言語自伝に見る移民1.5世の複言語主義―被支援者から支援者への道のり;「多様化」を唱える小学校外国語教育の課題―日本の小学校における外国語指導助手の表象と現実をめぐって)
第2部 多言語化する海外の学校(多言語主義に開かれる学校―カナダ、フランス、ニューカレドニアでの体験から考える;フランスにおける移民の子どもの受け入れ―バイリンガリズム(複言語主義)の承認と発展を目指す学校のために
移民児童による第二言語としてのフランス語習得―小学校における緘黙の予防
カナダの異言語話者―学習困難を抱え、フランス語が第二言語である児童の出身言語がつづりの問題を克服するための切り札となるとき)
著者等紹介
大山万容[オオヤママヨ]
京都大学大学院人間・環境学研究科修了(人間・環境学博士)。立命館大学等非常勤講師を経て、2022年度より大阪公立大学講師。専門は、言語教育学、教育社会言語学
清田淳子[キヨタジュンコ]
お茶の水女子大学大学院人間文化研究科修了(人文学博士)。立命館大学文学部教授。専門は、年少者日本語教育、国語教育
西山教行[ニシヤマノリユキ]
京都大学人間・環境学研究科教授。専門は、言語教育学、言語政策、フランス語教育学、フランコフォニー研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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