内容説明
十勝・歴舟川、中の川流域は松前藩時代から砂金採取地として知られ、砂金につかれた人たちで賑わった。砂金掘りの方法は秘伝で、残された記録も少ない。本書は、60年間砂金を追いつづけている一古老の体験を公開するもので、場所、用具、採取手順を再現し、その伝統技術をあますところなく伝授する異色のドキュメント。
目次
砂金掘りの歴史的流れ
砂金採取道具
ササ刈りとミッカイ作り
松脂の採取
揺り板作り
小屋作り
カッチャの柄つけ
草の根からの採金
岩盤からの採金
板どり
流し掘り
ガラス掘り
冬のガラス掘り
真冬の砂金掘り
砂金をはかる
マルッポ
鹿の皮と水銀
中ノ川とその支流の図
中ノ川の支流および沢の説明
歴舟川支流の図
座談会・砂金掘りの話
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