内容説明
消えゆく道の「いま」を伝えるフォトエッセー!!好評だった前作(絶版)から6年、名エッセイストが新たに道内の旧道・廃道20カ所を訪ね歩いた。人通りの絶えた侘しい風景、きらめく自然の美しい彩りなど歴史の光と影を詩情豊かに紹介する。
目次
峠(ミズバショウの谷・林のヤブ道―塩狩峠越えの国道40号旧・廃道;秋白の峠路―サロマ峠越えの国道333号旧道;緑光り、水ぬるむ森の道―二股峠越えの道々札夕線旧道 ほか)
海(海碧くトンボの群れる道―群別・床丹間の国道231号旧道;ポロニタイ・寥々の湿原と浜―消えた「自根室至苫小牧道」;なまめく丘なみ・コンブの石浜―「自根室至苫小牧道」の残影 ほか)
野(段丘をよぎる雨の道―上磯・当別間の国道228号旧道;光と影のうつろう秋の翠路―三ノ原・大原間の国道230号旧道;根釧原野の廃道断片―「自根室至苫小牧道」の残影 ほか)