内容説明
札幌・すすきの。ネオンと喧噪に彩られた「夜の街」は庶民の喜怒哀楽とともに四季を重ねてきた。明治の時代に遊廓街として誕生した北の盛り場の変遷と、そこで生きる人たちの今を描く。
目次
第1章 すすきのの軌跡
第2章 ビルの谷間で
第3章 盛り場いま・むかし
第4章 歓楽街に生きる
第5章 わが愛しの“すすきの”
第6章 これからの“すすきの”
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TOKUMOTO
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「すすきの」は札幌の繁華街として全国的に有名ですが、明治4年から平成にかけて繁華街としての街の発展と、街づくりをリードした組織、協力した人々を札幌市教育委員会が編集したものを市販用として作成したものが本書である。札幌は、繁華街としては冬の雪を別とすれば、経済変動の影響、暴力団排除、ごみ処理、ビル化など、他の大都市と共通する課題を解決しながら、当初人口2千人から2百万人へ発展し、なお、あずましい(気持ちがよい)街をめざして、市民の街、観光客の憩いの街として質の高いサービス目指している姿は魅力がある。2015/05/22
ゴリゾウ
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さっぽろ文庫87/すすきの 札幌・すすきの。ネオンと喧騒に彩られた「夜の街」は庶民の喜怒哀楽とともに四季を重ねてきた。明治の時代に遊郭街として誕生した北の盛り場の変遷と、そこで生きる人たちの今を描く。『帯』 #8721999/04/28
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