内容説明
江戸の香残る明治の東京。「粋」が行き交い「情」が揺れてひとの心に灯をともす。名手畢生の傑作。
著者等紹介
樋口修吉［ヒグチシュウキチ］
１９３８年福岡県生まれ。慶応義塾大学文学部、法学部卒業。商社勤務の後、世界を放浪。「ジェームス山の李蘭」で第三六回小説現代新人賞受賞、作家生活に入る
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感想・レビュー
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おかめ
1
明治の終わりごろが舞台。始末屋を生業とする清七の周りに集う人々はみな素敵な人たち。この頃はまだ江戸の風情が町にも人にも色濃く残っていたようだ。2015/09/20
海 都
1
遺作となった作品。結局デビューの ジェームス山の李蘭とこの作品が好きな本になった。2003/05/15
