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お墓に入りたくない人 入れない人のために―散骨・樹木葬・手元供養ほか「お墓」以外の全ガイド

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784893614360
  • NDC分類 385.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

散骨、樹木葬、手元供養、本山納骨、骨仏、宇宙葬、献体・・・・・・。文化人、芸能人、政治家・・・個性的に生きた人のなかには、古い因習にとらわれず、「墓はいらない」と考えた人が多かった。しかし、現在では一般の人たちの間でも、自然の摂理にかない、自然環境を守ることができる「墓以外」のかたちで人生を終えたいと望む人が増えている。本書は、「墓に入りたくない」という人、「墓など建てる余裕がない」という人たちのために、さまざまな選択肢を紹介・提案するガイドブックである。

内容説明

本書では、散骨・樹木葬、手元供養、本山納骨、骨仏、宇宙葬など、お墓以外のさまざまな選択肢を詳しく紹介します。環境に負担をかけず、残される人たちに迷惑をかけない、経済的でなおかつ自分らしい人生の終わり方を本書で見つけてください。

目次

第1章 お墓以外の道はたくさんある(節度をもって行えば法的には問題がない「散骨」;自然に還るための新しい葬法「樹木葬」;遺骨を収納・加工して行う「手元供養」は新しいトレンド;古くから行われている「本山納骨」と「骨仏」;「宇宙葬」「冷凍葬」ほか未来指向のさまざまな葬法;死後の社会貢献「献体」の行く先は?;将来の究極のお墓「インターネット墓」)
第2章 お墓離れはなぜ起こってきたのか
第3章 お墓と宗教の意外な事実
第4章 いろいろな選択肢を活用しよう

著者等紹介

徳留佳之[トクトメヨシユキ]
1956年東京生まれ。早稲田大学第一文学部社会学専攻卒業後、出版社で編集、メーカーでマーケティング、新聞社で広告宣伝、広告代理店で新規事業開発などを手がける。その後フリーランスとなり、各種執筆・編集・プロデュース活動に従事。活動領域は、仏事・環境・まちづくり・地域通貨・インターネット・FAX・テニスなど多岐に渡り、情報収集・編集力には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

paluko

11
冒頭にいきなり「散骨された有名人」(ガンジー、アインシュタイン、マリア・カラスなど)、次に「お墓を望まなかったのに、入れられてしまった有名人」(夏目漱石、松本清張など)の事例が列挙されており興味深い。「埋める墓」と「参る墓」を分ける両墓制、「四角柱のお墓は、実は神道式」(188頁)など初めて知った内容も色々あり。「人間だけが、死後も土地を占有し続ける矛盾」はその通りだよなあ。死者は増えこそすれ絶対に減る(消える)ことはないわけだし。2022/06/03

むっちょむ

6
お墓に入らず、散骨した有名人の話や、手元供養、宇宙葬、また日本の仏教式のお葬式のルーツ等あり、こういう選択もあるんだと今まで見てなかったところに光があたり、真剣に考えるきっかけになりました。 手元供養の業者の説明等は読んでいて面白かったけど(遺骨でダイアモンドが出来るとは驚き!!)、お墓よりは安いけど、こういうのもやっぱりお金はかかる!!身近な人を亡くしたことがきっかけでこういう本を読み始めたけど、自分の大切な人のお葬式お墓を含め、私の事も含め、真剣に考えてみようと思った。いつかは必ず死ぬわけだし。2014/03/17

emi

1
宇宙葬やインターネット墓など網羅していて興味深い。遺産などの問題もあるが、介護やお墓の継承の負担などがまた家族崩壊の一因かとも思う。形式や思い込みに囚われず、本来の弔う気持ちも大切だとも思う。孤独死や消えた老人問題もあるが、自分や故人の生きた証としての手元供養もありなのだと感じた。自分には関係ないということはなく、死は必ず訪れるモノ。どう生きてどのように死んでいきたいのか考えて行きたい。2010/09/20

Mushroom blue

0
絶版だが、筆者のHPから直接購入出来る。散骨に関しては徹底して記載されているが、一番知りたかった土葬については一切触れられていない。☆☆☆★★2008/10/16

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