内容説明
本書では、ともにキャリア40年を超えた今も現役で仕事を続ける朝子さんと寿美子さんのオバサマ二人が、物事や人間関係をスムーズにするマナーの基本を、エピソードを交えながら楽しく解説します。「~で失礼いたします」と一声かければ相手も不快にならない、公共物は次に使う人のことを考えて使う、レストランで椅子の左側から出入りするのは隣の人とぶつからないため、一から教わるつもりで質問しない…など、自分も相手も気持ちよく、無用な誤解やトラブルを防ぐ知恵が満載です。ただ決まり事を覚えるのではなく、状況によって自分なりに応用するための「判断基準」が身につく、社会人1年生からン十年生の人までおすすめの一冊。
目次
第1章 おつきあいの作法
第2章 訪問・もてなしの作法
第3章 贈り物・お見舞い・お返しの作法
第4章 食事の作法
第5章 仕事の作法
第6章 手紙・電話・FAXの作法
第7章 乗り物の作法
第8章 冠婚葬祭の作法
第9章 公共の場での作法
著者等紹介
岸朝子[キシアサコ]
1923年東京生まれ。女子栄養学園(現・女子栄養大学)卒業。「食」に関する仕事をと、32歳のときに主婦の友社に入社。料理記者としてのスタートを切る。1968年より女子栄養大学出版部に移り、『栄養と料理』の編集長を10年間務める。その間、食べ歩き、器の楽しみなど新しい企画で販売部数を2倍に伸ばす。1978年、(株)エディターズを設立。料理・栄養に関する雑誌や書籍を多数企画、編集する。一方で、東京国税局の東京地方酒類審議会委員(1994年まで)や旧・国土庁の食アメニティコンテスト審査員などもこなす。1993年よりフジテレビ系「料理の鉄人」に審査委員として出演。的確な批評と“おいしゅうございます”の言葉が評判になる。「おいしく食べて健康長寿に」を心がけ、ただいま料理記者歴更新中
中村寿美子[ナカムラスミコ]
1935年東京生まれ。日本テレビ元チーフプロデューサー。数多くの料理番組をはじめ、子供番組、生活情報番組など様々なジャンルの番組にかかわる。1963年にスタートした「キューピー3分クッキング」は、1995年の定年退職まで32年間担当。放送一万回を達成し、ギネスブックに掲載された。現在は(財)日本食生活協会理事、フードジャーナリストとして企画、講演、執筆等を行うかたわら、旧・国土庁(現在は農林水産省)の食アメニティコンテスト審査員および、「食料・農業・農村基本問題調査会」「21世紀の管理栄養士のあり方検討委員会」「野菜供給安定基金」など各種行政関連の委員を務めている
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