粗食は大敵―長生きする人ほど、肉も魚もよく食べる

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784893613677
  • NDC分類 498.5
  • Cコード C0047

内容説明

メディアで効用が紹介された食材が一日で完売したり、からだにいいといわれるヨーグルトの製法が口コミで広がったりと、日本人は「食」によって健康になろうとする意識が強い民族だが、そんな日本人のあいだで今「粗食」ブームが起きている。「粗食」というと、玄米など未精製の穀物や魚、野菜を中心とした伝統的な和食で、肉や牛乳などをとらないといったイメージがあるが、その理論を誤解したり極端に実践することで栄養失調になっている人も多い。また、肉は「脂っこい」と高齢者に敬遠されがちだが、実際に長寿な人の多くは、魚や野菜と同様、肉もよく食べている。本書では「粗食」に対する間違った認識を正し、肉や乳製品も取り入れた本当にバランスのよい食生活について解説する。元気に長生きするために知っておきたい食べ物と健康の話。

目次

序章 食生活を見直そう(食べ物はあっても栄養不足の現代人;健康になりたい日本人)
第1章 「粗食」とは何か?(「粗食」とはどういう食事?;「粗食で長生き」の根拠とは? ほか)
第2章 食生活と病気(食生活が及ぼす健康への影響;コレステロールはからだにも脳にも必要不可欠 ほか)
第3章 正しい食生活とは?(肉は本当に悪者なのか?;食肉の栄養を見直そう ほか)
第4章 長寿のための食生活(食べること、長生きすること;食とストレス ほか)

著者等紹介

鈴木敦士[スズキアツシ]
1941年神奈川県生まれ。1964年東京大学農学部卒業。1969年同大学院博士課程修了。米国アイオワ州立大学食品科学工学科客員講師、新潟大学農学部助手などを経て、1985年同大学教授、現在に至る。筋肉から食肉への変換機構、高圧処理による食品加工、食肉アレルギー等の研究に従事している

田島真[タジママコト]
1944年神奈川県生まれ。1966年東京大学農学部卒業。1971年同大学院博士課程修了後、農林水産省食品総合研究所にて食品の試験研究に従事。現在、実践女子大学教授。主に食品の生理機能、穀物の食物繊維、野菜の抗酸化機能について研究を行っている。「おもいっきりテレビ」(日本テレビ)など健康番組のコメンテーターとしても活躍
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