内容説明
エイメン博士は、脳科学の最先端である脳画像診断技術（脳ＳＰＥＣＴ検査）を用いて１２０００人もの人々を診察・治療してきた精神科医。その画期的な“脳を癒す”プログラムで、多数の人々がうつ、不安、怒りの爆発、パニック障害、強迫性障害、注意欠陥障害（ＡＤＤ）などを克服している。本書では、脳の各部位と「心」の関係を解き明かしつつ、それぞれの部位を効果的に癒す手法（行動・心理・食事療法、サプリメント、必要な場合は薬）を紹介する。
目次
第１部 「脳と心」の関係を知ろう（脳とは、心が宿るこわれやすい場所である―脳と心のフィードバック・ループが示す、新しい答え；心のハードウェアを覗いてみると―脳画像撮影技術と神経科学における新しい考え方；豊かで、思いやりのある脳―前頭前野皮質（ＰＦＣ）
しなやかで、成長しつづける脳―前部帯状回と大脳基底核 ほか）
第２部 「脳と心」の結びつきを最高の状態にしよう（脳の各部位を最高の状態にする方法―エイメン式「ブレイン・システム・チェックリスト」；心のハードウェア「脳」を癒す―思考と行動をうまく導くためのエクササイズ；心の奥のつらい記憶を断ち切ろう―時間をさかのぼる「心の列車」に乗って；「祈り」で脳の機能を高めよう―祈りや瞑想には驚くべき力がある ほか）
著者等紹介
エイメン，ダニエル・Ｇ．［エイメン，ダニエルＧ．］［Ａｍｅｎ，Ｄａｎｉｅｌ Ｇ．］
臨床神経学者、精神科医、カリフォルニアのエイメン・クリニック院長。精神医学の臨床において脳画像診断技術を用いたパイオニアである。ワシントンＤ．Ｃ．のウォルター・リード陸軍医療センターなどを経て現職。論文や研究で賞を多数受賞している。カリフォルニア州ニューポート・ビーチ在住
広岡結子［ヒロオカユウコ］
１９５６年石川県生まれ。東京女子大学文理学部英米文学科卒業。富山県在住
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