内容説明
「看護は患者さんのお手伝い」―。33年間看護婦をつとめてきた著者の結論である。患者、ドクター、他の看護婦とのふれ合いの中で感じたことを淡々と綴った“ほのぼの半生記”。行間からにじみ出る温かい心づかいは、本当の看護のあり方ばかりか、生きることの大切さも教えてくれる。全医療関係者必読の書。
目次
1 寛子の唄―マーちゃん先生とのご縁
2 誓いを立てた朝―看護婦になりたての頃
3 白衣の日々―看護婦と患者さんのきずな
4 愛と奉仕の仲間たち―精神科とリハビリテーションセンターの時代
5 人のこころに触れた夜―看護婦を育てること
6 行の夜明け―看護婦の本当の役割