内容説明
五百万部も売れるマンガ週刊誌もあるかと思うと、華々しく創刊したのに、いつの間にか廃刊になる雑誌もある。どうしてそんな差ができるのか？広告に出ている見出しが本文のどこを探しても見当たらない…など、雑誌というのは不思議に満ちあふれている。雑誌は、誰が企画を考え、誰が取材し、誰が原稿を書いているのか。誰が宣伝し、誰が売るのかなど、売れる「雑誌」の極秘事項を公開。
目次
第１部 売れる雑誌はこうしてつくられる（売れている雑誌は時代の「鏡」；売れる雑誌ができるまで；社外スタッフのほうがいいテーマを出す理由；売れない雑誌のテーマのつくられ方；テーマを出した人が編集するとは限らない；担当デスクがデザイナーに指示するのがレイアウト；タイトルの名人；電話番号のチェックには細心の注意；もうこれ以上直せない―校了紙とは；雑誌は４ページずつの組み合わせでつくられている ほか）
第２部 売れる雑誌はこうして売られている（雑誌が読者の手元に届くまで；売れ残った雑誌は、すぐに古紙業者に回される；雑誌は売り切れても増刷することはほとんどない；専門誌以外はバックナンバーもない；発売日の前日に、どうして最新号が買えるのか；地方のほうが発売日が早い場合がある；発売日に遅れると出版社は取次にペナルティーを支払う；現在、雑誌は何種類くらい発行されているか；すべての雑誌が手に入る書店はどこにもない；ここ２～３年で、どのくらいの雑誌が創刊されているか ほか）
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