わたしたちのことばを考える<br> 煩悩の文法―体験を語りたがる人びとの欲望が日本語の文法システムをゆさぶる話 (増補版)

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わたしたちのことばを考える
煩悩の文法―体験を語りたがる人びとの欲望が日本語の文法システムをゆさぶる話 (増補版)

  • 定延 利之【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 凡人社(2016/12発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784893589156
  • NDC分類 815
  • Cコード C0081

目次

第1章 知識の文法と体験の文法(下ざまの人の物語;下ざまの人のあの手、この手 ほか)
第2章 ワクワク型の体験(ワクワク型の体験とは?;「で」 ほか)
第3章 ヒリヒリ型の体験(ヒリヒリ型の体験とは?;頻度語 ほか)
第4章 環境とのインタラクション(かわいそうな子猫;能動猫と受動猫 ほか)
補説 「生」と「面白い話」に根ざした文法(「煩悩の文法」とは?;マッハの自画像 ほか)

著者等紹介

定延利之[サダノブトシユキ]
1962年大阪生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、神戸大学大学院国際文化学研究科教授。文学博士。専門は言語学、コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

センケイ (線形)

6
よもや、体験をしたという感覚がこれほどまで文法に結び付いていようとは。状況証拠的ではあるが、感覚の新鮮さというのが言語のスタイルを変えてしまうほどに現れるとは、大変興味深いことだ。それだけ、こうして拾い上げていくというこの本の有難みは大きい。また、少し聞き上手になりたいというのもこれを手に取ったモチベーションの1つだったが、その目的にも大いに役立ったと思う。これを通覧すれば、相手が話したそうなタイミング、そして何を話したいのかが、文の表面に現れてくるのは明らかなのだから。2019/11/04

ena

2
読んでみて、久しぶりに文法屋さんと対話した、という感じ。一応私も日本語の文法を大学で勉強したクチだけど、卒業してから時間が立っているのもあるし、もともと文法よりは日本語教育に興味があった方なので、正直言うと全部は把握できず、20%くらい…。でも、こういう文は言えて、こういう文は言えないというときに考えるヒントが得られた。今も現場で教えているけど、ここまで真面目に考えたことなかったし、学習者にもここまで教えたことない。語り口は優しく、おもしろい(挿絵も声に出して笑った)んだけど、私の頭がついていけなかった…2017/03/06

朔麻

1
難しい。 煩悩といっても、「自分の体験を語りたくて仕方がない」という煩悩であって、それ以外のものはなかった。体験と経験、状態とデキゴトなど、日本語の文法の難しさを再認識。2017/10/30

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