内容説明
施設や里親家庭に預けられた子どもは、どのように暮らしているのだろう。社会的養護で保護された子どもの「その後」を知る機会は多くありません。本書では、子どもがどのような思いを抱いて生活しているのか、またどういった支援を受けているのか、図解や書き込み式の演習問題を通して具体的にイメージできるようにしました。子どもが幸せを感じて生きるために必要な支援について、一緒に考えていきましょう。
目次
第1章 社会的養護の理解のために
第2章 アドミッションケア―施設入所・里親委託に伴う支援
第3章 インケア―日常生活支援・治療的支援
第4章 リービングケア―自立支援
第5章 アフターケア
第6章 ソーシャルワーク
第7章 記録と評価
著者等紹介
杉山宗尚[スギヤマムネマサ]
頌栄短期大学准教授。社会福祉士。14年間、児童養護施設で勤務し、主に実習担当として施設での実習指導に取り組む。養成校でも社会的養護施設職員の養成・人財確保に力を注いでいる。一般社団法人「児童養護応援団ともに」理事、兵庫県施設保育士養成協議会運営委員
原田旬哉[ハラダジュンヤ]
園田学園女子大学人間教育学部准教授。社会福祉士。児童養護施設で主任指導員、家庭支援専門相談員を経て現職。兵庫県児童虐待等対応専門アドバイザー、要保護児童対策地域協議会アドバイザー(加東市・芦屋市)、尼崎市いじめ問題対策審議会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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