内容説明
本書の中を見て頂くと、生き生きとした子どもたちの真の姿や反応を含んだ実践例、個性豊かな多くの見識が数多く書かれていることを感じて頂けることと思う。将来教職に就くことを願っている皆さまには、本書を参考にして頂くことで、将来出会う子どもたちの造形・図画工作・美術における学びや表現活動がより豊かに、より楽しいものになることを願っている。
目次
第1章 造形教育の目的と内容
第2章 絵画
第3章 版画
第4章 彫刻
第5章 デザイン・映像メディア表現
第6章 工作・工芸
第7章 鑑賞
第8章 社会への広がり
著者等紹介
樋口一成[ヒグチカズナリ]
現在、愛知教育大学幼児教育講座教授。1964年大阪府生まれ。1990年大阪教育大学大学院教育学研究科修士課程美術教育専攻デザイン講座修了。1987年よりGRAVIMORPH(グラビモルフ:重力によって動く造形)をテーマとする立体造形作品を制作するとともに、地域の市町村・美術館・企業等と連携して、子どもたちを対象としたものづくりワークショップを企画・実践。1988~1994年1~7回全国ウッドクラフト公募展にて奨励賞・優秀賞・最優秀賞・大賞・特別賞等を受賞。1997年Neaf Spiele AG(スイス)とデザイン使用権契約締結「Motus」「Ellip」。2010年飛鳥工房(佐賀県)・タカスガクデザイン(福岡県)と共同開発した玩具「Donguri」が2011年「グッドトイ」に選定、2012年グッドデザイン賞受賞。2017年長野県下伊那郡根羽村・根羽村森林組合と連携して木のおもちゃブランド「ne iro」を立ち上げ、webサイト「ねばのもり」開設。2018年とよた子育て総合支援センター“あいあい”(愛知県)のリノベーションに携わる。2019年新潟県の企業と商品化したGRAVIMORPHシリーズ「SPINDLE」「WOBBLY」がJacob K.Javits Convention Center(アメリカ ニューヨーク市)で開催されたNY NOW summer 2019展にて「destination:new」賞を受賞、webサイト「GRAVIMORPH」開設。これまでに、大阪教育大学、長崎大学、長崎大学大学院等の非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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