内容説明
子どもも保育者も楽しくなるキーワード=“環境”“援助”“対話”。集団保育の悩み・迷いにアプローチし続けた10年間の集大成。
目次
第1部 「子どもも保育者も楽しくなる保育」とは(集団保育の特色と困難性;前提としての居場所感―「ノリ」の視点から;子どもも保育者も楽しくなる環境や援助―遊び保育論より)
第2部 「子どもも保育者も楽しくなる保育」=保育者の「葛藤」が質的に変わる(これまでの事例検討・保育研究;保育課題解決につながる関係論としての「葛藤」)
第3部 「子どもも保育者も楽しくなる保育」を高め合う保育者集団―研究者・園長・主任・リーダーはどうかかわりうるか(保育実践上の「葛藤」の課題解決方略をめぐる方法論的検討;保育者の「葛藤」の質的段階に応じた主体的変容の可能性(研究3~6)
保育者集団の「葛藤」の主体的変容の可能性(研究7))
著者等紹介
渡辺桜[ワタナベサクラ]
博士(教育学)。愛知教育大学大学院教育学研究科修了(教育学修士)。聖徳大学大学院児童学研究科博士後期課程単位取得満期退学。豊田市立保育園の勤務を経て、名古屋学芸大学・大学院准教授。愛知県内の公立園・民間園の公開・園内保育研修会の講師はじめ大阪市等の保育現場の現職研修に多くかかわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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